大小便器混在型便所

何度この事について愚痴をこぼしたか分からない。

とあるコンビニの大小便器混在型便所に入り、大をしようと、待てよ、あまり汚い話はしたくないので「大」と表現しているのだが、「大をしようと」。これ、なんて阿呆らしいんだろうか。そこは「大便」とするべきだろう。とほほ、我ながら呆れるばかりである。

さて、とあるコンビニの大小便器混在型便所に入り、大便をしようと、いや待てよ、「大便」というのもなかなかストレートな表現で、これを何か食べながら読んでいる人がアレを思い浮かべやすく、気分を害すかもしれない。まあよ、でも何か食べながらスマホやらPCを弄る人間など、ろくな奴ではあるまい。知ったことか、そう思ったが、飴、ガム、タブレットなどを口に含み読んでいる善良な人たちはどうなるのだ。

ええい、知らん、とあるコンビニの大小便器混在型便所に入り、俺は今からうんこ出すよー、と死んだ目で口は半開き、フラフラと奥に構えている大便器に向かうと、手前の小便器がかまってほしいのか歓迎しとるのか知らんが、水をガバガバ流しやがって、しかも二回もガバガバしやがって、その度に僕は怒りのような、哀しみのような得体の知れない気持ちに悩まされ、そこそこに不快だ。とあるコンビニの大小便器混在型便所め。