読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

巨頭短脚男の憂鬱

皆それぞれに自分の体の好きな箇所、嫌いな箇所があると存じ上げる。僕には自分の体に気に入らない箇所が二つある。

僕の身体的特徴を挙げると、頭が大きく、脚は短い。これが全くもって気に入らない。例えば前者の場合、街中をぼうっと歩いていると地面から160cmの高さで銃弾が飛んでくる。すると僕の身長は170cmだからこれ頭にぶち当たる高さ。この場合に、銃弾を受け止める面積が他より大きい為に死ぬる確率が跳ね上がるわけです。死にたくない。そして後者。親の仇と対峙した場合に、もう少し脚が長ければ倒せたというのに脚が短いが為に蹴りを避けられるなどして顔面を殴打され(頭が大きい為に当たる確率が高い)後方に頭からすっ転び強打(頭が大きく重い為に衝撃が大きい)、死亡。死にたくない。

何故こんな不利な身体を持って産まれてしまったのか。これ思うに、僕のへその緒は着脱式で、母親の腹の中に居る時に「ええい、まどろっこしい。口から吸うたろ」と取り外し、栄養を口から吸い上げた為に上半身が育ち下半身がおざなりになったのではないかと。記憶には御座いませんが。

僕のように頭が大きく脚が短い人は、他よりその身体的特徴を貶された場合「へその緒が着脱式で口から吸うたから」と返せばたちまち狂人扱い。まず社会的に死亡し、銃弾は頭に刺さり顔面を殴られ地面で後頭部を強打、肉体的に死亡。死にたくない。